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コラム 2018.07.13

家を建てるときにかかる税金のお話し

先日、小学校時代の同級生からの新築の依頼を受け、打ち合わせに伺いました。

敷地はご両親から譲り受ける予定で…100坪。

広いです!

この時、注意したいのが、税金、主に贈与税ですね。

家を建てる場合は、両親や祖父母からの金銭の援助に対して、非課税枠があります。

長期優良住宅であれば今のところ1300万円まで非課税で受け取れます。(年によって変わりますので注意!)

この非課税制度は確定申告で簡単に処理できますので、かなりオススメです。

しかし、土地の贈与の際の優遇措置的な物としては、基礎控除もしくは、65歳以上でないと適用されない相続時精算課税制度くらいで、一般的には贈与税がかかります。

ちなみに、土地の名義を夫婦2人の名義にすると、それぞれで基礎控除が適用されるので、合計課税額が下がる傾向です。

が!万が一離婚した際にはもめるかもしれませんので慎重に…

と言うことで、親の土地をもらえる!土地代タダだ!となっても、贈与税には気をつけてください。

また、土地は親の名義のまま、自分名義の家を建てることもできます。この場合、親に土地を借りてるからといってお金を払うと、今度は親側に所得税が発生します。

これを避けるためには使用貸借という形で、基本的には無償の貸借、親には固定資産分だけ払うので、タダで使わせて!という形を取れば双方に税金は発生しません。

気をつけたいことは、遺言でその土地を相続する事を書いてもらっておかないと、他に相続人がいた場合もめる事があります。

こういう話は親子間でなかなかしづらいと思いますが、家を建てる際に、腹を割って話した方が後々のリスクを減らせます。

もう1つ!

土地、家とも取得した年には不動産取得税が課税されます。

広い家を建てるとなかなかの金額が課税されますので、心の準備をしてください。

うーん!よくわからないっ!

と思うかもしれませんが、これも資産管理の内、勉強するとためになります。

もちろん、相談があればすぐ答えられるようにしていますので、わからなければ聞いてくださいね。

税法はたまに改正があるので、気が抜けません。

今日書いた内容、間違っている事があったらご指摘ください。

また、私も専門家ではないので、ここに書いたことは参考程度にお願いします……という責任逃れ!ごめんなさい(>人<;)

さて、本業に戻って、この土地のプランを塾考しよう…

加藤住宅
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