弊社のWEBサイトやInstagramを見てくださっていた方からのご依頼でした。
築50年の家にお住まいで、冬の寒さや炊事洗濯などの家事動線の不便さ、さらには車椅子で生活されるご家族様の生活の不自由さが家の建て替えを決心させることとなりました。
敷地は約200坪。お住まいのご家族のことを考えると現存の建物を取壊して仮住まいに移り新築に建て替えることが難しかったので、最低限の生活を続けられるスペースを残しながら敷地内で新築を建てる計画でした。
更地にしてから建て替えるのであれば南面に大きく開ける敷地でしたが、既存の建物を残しながらの計画だったので西に面した設計としました。
そこで気をつけなければいけないのは夏の日射遮幣。デザインと機能美を意識しながら各階西側に木格子を用いています。2階には木格子のルーパー窓を採用しました。
お住まいになるご家族は、母+息子夫婦+子供3人。車椅子生活をされているご家族様のために1階に寝室にもなる居室を設ける必要がありました。皆の目が行き届くようにLDKからの繋がりのある畳の小上がり。
車椅子からの上げ下ろしを考えると一般のフロアレベルと変化をつけ、LDKとひとつづきの空間づくりは入念に計画されています。
お引渡しから数ヶ月経ち、ご家族皆様快適にお過ごしいただけているようで設計士一同胸をなでおろしております。
光町の家が完成し、本日気密測定行いました。C値0.3と安定した結果が出ております。
光町の家の外装下地モルタルです。画一化した既製品のサイディングは使わず、手仕事による質感を大事にしたいと考え左官仕上げを採用しています。
光町の家の外壁工事を行なっています。壁に断熱材を施工し防水透湿シートと通気胴縁を貼っていきます。左官工事の下地のラス板を張るところまでが終了し、ここから先は左官職人による作業へと進んでいきます。
暑い日差しの中、光町の家の棟上げが無事完了しました。ここから、屋根工事、断熱工事へと進んでいきます。
光町の家の基礎工事が進んでいます。無事配筋検査も合格し、次はコンクリート打設工程へ。家の輪郭が少しづつ見えてきました。
光町の家の地鎮祭を執り行いました。工事の安全を祈願し、いよいよ家づくりが始まります。